日本企業出資のチリ銅鉱山が操業再開、調達への影響は軽微との見方

チリでの大地震による停電の影響で 一時操業を停止していた日本企業5社が出資するロス・ペランブレス銅 鉱山が1日(現地時間)に再開した。チリは日本にとって最大の銅輸入国。 鉱山の操業面で大きな影響は出ていないが、国内銅製錬会社は港湾への 影響など物流・出荷面での支障が出ていないか確認を急いでいる。

同鉱山の事業主体である英アントファガスタの採鉱部門のマルセ ロ・アワド最高経営責任者(CEO)がブルームバーグ・ニュースの取 材に対して2日にフル操業に戻るとの見通しを示した。同鉱山は日鉱金 属や三菱マテリアル、丸紅、三菱商事、三井物産が出資している。

住友商事や住友金属鉱山が出資する2つの銅鉱山についても、住 商・広報部の古井孝治氏は「操業への影響はない」と述べた。

チリは世界最大の銅生産国。財務省の貿易統計によると、2009年の 日本の銅精鉱の輸入量は478万トン。そのうちチリからの輸入量は173 万トンと36%を占める。

今回の地震発生後、経済産業省は銅精鉱調達への影響について関連 各社に聞き取り調査を実施。日本が調達している銅鉱山の操業に大きな 影響はなかったほか、国内銅製錬各社は通常1-2カ月分の在庫を抱え ており、洋上輸送中のものも1カ月分あるとして、資源エネルギー庁も 輸入への影響は少ないとの見方を示している。

--共同取材:Matthew Craze Editors:Naoya Abe, Keiichi Yamamura

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