ミツミ株4連騰で1月来高値、ゲーム機向け回復見込みJP証格上げ

電子部品大手のミツミ電機株が一時、 前日比3%高の1776円と4連騰。1月8日(1792円)以来、約2カ 月ぶりの高値水準に戻した。一部アナリストがゲーム機向け売上高の 回復の可能性に言及、来期(2011年3月期)の業績改善を期待する買 いが優勢になった。

JPモルガン証券は1日付で、ミツミ電株の投資判断を従来の「中 立」から「オーバーウエート」に、目標株価はDCFモデルに基づき 1700円から2100円に引き上げた。佐藤昌司アナリストは投資家向け リポートで、来期業績について「遊技機の部品の不具合が解決し、第 1四半期から遊技機向け売上高が回復する」と予想。第2四半期から は、新型ポータブルゲーム機向け部品の量産出荷が開始されるとの認 識も示した。

また、高周波部品に含まれる同社の無線LANモジュールは、「携 帯電話のみならず、遊技機、デジカメ、携帯音楽プレーヤーなど多彩 な機器への搭載が期待できる」と佐藤氏は分析。10年度以降の収益拡 大が見込めるだけに、現状の株価水準は買いの好機ととらえる。

ブルームバーグ・データに登録された担当アナリスト8人の来期 営業利益予想は、平均で126億円。JPモルガンでは今回、115億円 から140億円へ見直し、この水準はアナリストの中で最高となる。一 方、会社側による今期の予想は95億円となっている。

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