船井電株が続落、液晶テレビの収益性懸念-GS証「売り」

船井電機の株価が4日続落。北米市 場での競争激化などで液晶テレビの収益性が低下するとの見方が出てい る。ゴールドマン・サックス証券は1日、投資判断を「売り」、目標株 価3300円で調査を再開した。午後1時18分現在の株価は前日比3.5% 安の3695円。

GS証の渡辺崇アナリストは1日付のリポートで、「情報機器事業 やDVD事業の収益性の回復を予想する一方、液晶テレビ事業は同社に とって厳しい市場環境が到来するだろう」と指摘。北米市場の競争激化 による価格下落や、その他地域の販売拡大戦略による販路拡大費用や運 転資本の増大により、「収益性は低下する可能性が高い」と考える。

GS証券は今期(10年3月期)の連結営業利益は121億円と、会 社計画120億円とほぼ同じ水準を予想。しかし収益性の低下を考慮し、 来期(11年3月期)は101億円と、今期想定と比べ16%減を見込む。

会社側によると、今期は全世界で540万台の液晶テレビを販売する 計画。8-9割は北米向けで、今期計画は達成可能としている。来期の 販売計画は800万台。数量ベースでは拡大する見通しだが、価格動向は 厳しいという。

船井電のIR担当の高中直幸氏は「今期は、年末商戦などでトップ ブランドのメーカーが、在庫調整のため価格を下げた影響を受けた」と 説明したうえで、「来期以降も厳しい状況は続きそう」と話していた。

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