ディーバ株ストップ高、国際会計基準対応で恩恵-大和強気

ディーバの株価が急騰し、約2年5 カ月ぶり高値を更新した。同社は連結会計システムのパッケージソフト を手がけており、日本企業のIFRS(国際会計基準)の適用で特需が 出ると期待されている。大和証券キャピタル・マーケッツ(CM)は1 日付で、投資判断を新規に「買い」とした。

株価は前日比25%高の25万1000円とストップ高(制限値幅いっ ぱいの上昇)を付け、2007年10月12日以来の高値を更新した。午前 9時57分以後はストップ高買い気配のまま値がつかない状況。同時刻 までの出来高は102株と、前日の16株をすでに大きく上回る。

大和証券CMの中村哲也アナリストは1日付のリポートで、「IF RS適用が会計業務、財務報告業務に及ぼす影響は甚大と考えられ、企 業は関連する情報システムの整備、改修を遅くとも適用初年度の1年前 までに済ませる必要があるだろう」と述べている。

リポートによると、日本の上場企業は15、16年をめどにIFRS が適用される見通し。大和証券CMでは、IFRS対応が日本のソフト ウエア市場に特需をもたらし、関連市場は15-16年に向けて2-3倍 の規模に拡大するとみている。

大和証券CMでは、10年6月期の連結売上高は会社予想(34億 2000万円)をやや下回る33億円を予想するものの、11年6月期は42 億円、12年6月期は50億円と、拡大を見込んでいる。

同社は大企業向け連結会計の開示システムに強みを持つ。会社側の 説明によると、上場企業の時価総額上位50社のうち26社が同社のシス テムを導入しており、09年末時点の顧客は613社。同社の遠藤真広氏 は「IFRSの世界標準化により、市場は世界へ広がる可能性がある」 と話していた。

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