SECにウォール街並みボーナスを-マドフ事件警告のマルコポロス氏

バーナード・マドフ受刑囚による ポンジ・スキーム(ねずみ講)事件について当局に数年前から警告し ていたハリー・マルコポロス氏は、米証券取引委員会(SEC)がウ ォール街の「自分で殺したものを食う」精神に倣い、詐欺事件を暴い た捜査官にはボーナスを支給すべきだと述べた。

マルコポロス氏は1日のブルームバーグテレビジョンのインタビ ューで、SECの「文化を変える必要がある」と述べ、「現状は週40 時間勤務だ。職員にウォール街の報酬制度を適用し、基本給を引き上 げて報奨金を出す必要がある」と語った。

マルコポロス氏はマドフ事件に関する著書「No One Would Listen: A True Financial Thriller(仮題:誰も聞いてくれなか った本当の金融スリラー)」に関するインタビューで、SEC捜査官 に事件を警告しようとした試みにについて説明した。マドフ受刑囚の 報告したリターンは良過ぎてあり得ないとのマルコポロス氏の警告を きっかけに、議会が公聴会を開きSECの内部調査に至った。SEC は同氏の情報提供を理解し追及しようとしなかった職員の責任を認め ている。

SECは改革を進め投資スキームの摘発を積極化しているが、マ ルコポロス氏はSECが弁護士を交代させて詐欺事件を見分けられる 金融の専門家を配置する必要性も指摘した。

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