積ハウス株3日続伸、政府の住宅対策奏功し受注回復-今期黒字化へ

積水ハウス株が一時前日比2.1%高 の888円と3日続伸。1月25日以来、約1カ月ぶりの高値水準に戻し た。住宅取得時の贈与税非課税枠の拡大や住宅版エコポイント制度な ど政府の住宅対策が奏功し、受注が回復している。今期の連結純損益 は黒字化を見込み、業績改善を期待する買いが先行した。

同社が1日に発表した今期(2011年1月期)の連結純損益予想は、 270億円の黒字。都市再開発事業用地などの棚卸資産評価損が発生し たため、前期(10年1月期)は293億円の赤字に転落した。今期売上 高予想は同6.4%増の1兆4400億円。受注が回復傾向にあることを踏 まえ、主軸の工業化住宅請負(単体)は前期比14%増の6748億円と 大幅に伸びる見通しだ。

野村証券の福島大輔アナリストは1日付の投資家向けメモで、今 期は評価損失がなくなることに加え、工事進行基準を新たに適用する ことで、「売上高で360億円、利益で80億円通常よりも多めに計上さ れる」と予想。戸建住宅の月次受注がすでに回復し始め、ファンダメ ンタルズも好転したと見ており、投資判断「1(買い)」を継続した。

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