鉄道関連株が高い、ブラジル高速鉄道受注に政府支援の報道

鉄道関連株が総じて高い。ブラジル の高速鉄道建設で、日本の企業連合の受注を目指して日本政府が金融支 援を実施する方針と一部報道で伝えられ、商機拡大を見込む買いが優勢 になった。

企業連合の中心になると報じられた三井物産が一時前日比1.4%高 の1427円、三菱重工業が2.4%高の340円、東芝が3.6%高の464円、 日立製作所が2%高の305円といずれも上昇。このほかの鉄道関連銘柄 は、川崎重工業が2.2%高の236円、東洋電機製造が5%高の594円、 日本車両製造が4.6%高の567円、近畿車両が2.5%高の620円、ナブ テスコが3%高の1167円、日本信号が1.5%高の805円など。

2日付の日本経済新聞朝刊によると、政府はブラジルが5月にも入 札を予定する建設費1兆7000億円規模の高速鉄道計画について、新幹 線方式による日本勢の受注を後押しする検討に入った。円借款の供与や 日本の企業連合への資金支援などが柱になるという。

大和証券キャピタル・マーケッツ金融証券研究所の西村由美次長は 「新興国で目白押しの鉄道や原発の大型プロジェクトで、受注競争が激 化するなか、官民一体の動きが出始めたことは評価できる」と話す。日 本の関連企業は技術力に定評があるだけに、「政府が金融面などでの支 援に本腰を入れれば、受注確度は高まる」と見ていた。

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