米ゴールドマン:10年債起債、スプレッド44%縮小-需要が追い風

【記者:Gabrielle Coppola, Pierre Paulde】

3月2日(ブルームバーグ):米金融大手ゴールドマン・サックス・ グループは、借り入れコストを約5年ぶりの低水準近くに押し下げた 需要という追い風を受けて、10年債20億ドル(約1800億円)を起債 した。米国債に対する上乗せ利回り(スプレッド)は、前回発行した 10年債よりも44%縮小した。

ブルームバーグがまとめたデータによれば、ゴールドマンの10 年債(表面金利5.375%)は、発行利回りが米国債を190ベーシスポ イント(bp、1bp=0.01%)上回る5.493%に設定された。米国債 に対するスプレッドは、昨年5月に起債した10年債(337.5bp)の 半分近い水準だ。

ゴールドマンの起債は、ギリシャのデフォルト(債務不履行)懸 念が後退し、米企業の社債保証コストが過去5週間余りで最低となる 中で実施された。

アラジン・キャピタル・ホールディングス(運用・管理資産119 億ドル)の信用・経済調査担当責任者スコット・マクドナルド氏は電 話インタビューで、「社債市場にのしかかっていたダモクレスの剣(迫 り来る危険)は、少なくとも一時的に遠ざかりつつある」と述べ、そ のため、「債券を発行するのにより望ましい」市場環境となっていると 指摘した。

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