航空業界に恩恵か、企業の空路出張は回数も予算も増加見込み-調査

企業幹部は今年、航空機利用の回 数と支出を増やす見通しであることが、航空コンサルティング会社 アセンドが実施した調査で分かった。航空業界に恩恵をもたらすこ とになりそうだ。

アセンドが1日発表した250人の法人旅客を対象とした調査結 果によると、35%が出張は増えるだろうと回答。削減が見込まれる と答えた割合は10%にとどまった。昨年の調査では、回答者のほぼ 半数が出張の減少を、10%が増加を予想していた。

アセンドのチーフエコノミスト、ピーター・モリス氏(ロンド ン在勤)は電話インタビューで、「大きな転換と見るべきだが、手放 しで喜んではいない」と述べ、「法人のトラベル需要は回復軌道にあ るが、抑制されている」と指摘した。

英航空最大手のブリティッシュ・エアウェイズ(BA)や米A MR傘下のアメリカン航空などは収益てこ入れで商用旅客に依存し ている。国際航空運送協会(IATA)の推計によると、世界の航 空業界の昨年の損失額は110億ドル(9800億円)に上り、今年も 赤字を見込んでいる。

アセンドの調査によると、回答者の4分の1余りが航空機を利 用する出張予算の増額を見込み、昨年時点の9%を大きく上回った。

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