豪州:資源輸出額、10-11年度は過去2番目の高水準へ-需要増で

中国が世界の景気回復をけん引する なか、オーストラリアからの2010-11年度(10年7月-11年6月) の資源輸出額が過去2番目の高水準に達する可能性がある。豪州は鉄 鉱石や石炭、羊毛の世界最大の輸出国。

オーストラリア農業資源経済局(ABARE)は2日発表したリ ポートで、同国の資源輸出額が15%増加し1870億豪ドル(約15兆 円)に達するとの見通しを示した。09-10年度の改定値は1620億 豪ドル、過去最高だった08-09年度は1970億豪ドルだった。

世界最大の鉱山会社、豪英系BHPビリトンは、中国とインドの 需要急増に対応するため設備投資を来年63%拡大する計画だ。同社は 先月、世界の経済状況が改善しているとの見方を示した。ABARE は、鉄鉱石や原油、原料炭の価格上昇が豪州の資源輸出額の増加につ ながると予想している。

ABAREのエグゼクティブディレクター、フィリップ・グライ ド氏は「回復のペースは間違いなくわたしの予想を大幅に上回ってい る」と指摘。「一部の鉄鉱石や原料炭価格の回復のスピードは非常に目 覚ましい」との見方を示した。

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