英保守党党首:政権奪還へ「正念場」-労働党へのリードが縮小

英野党保守党のキャメロン党首は、 世論調査で労働党に対する保守党の支持率の差が過去2年余りで最小 となったことを受け、ブラウン首相退陣に向けた戦いの「正念場」を 迎えたと表明した。

キャメロン党首が2月28日、イングランドの保養地ブライトン での党集会で演説する数時間前に、ユーガブ(YouGov)がまと めた世論調査が明らかになった。調査では、6月までに実施される総 選挙で労働党は過半数の議席は獲得できないものの、ブラウン首相が 続投する可能性が示された。

ユーガブの調査結果では、保守党の支持率は2ポイント下がって 37%。労働党は2ポイント上昇の35%だった。

過半数議席を獲得できる政党がなければ、過去最悪となっている 英財政赤字の削減に対する取り組みが阻まれる恐れがある。ブラウン 首相は来年の前に財政赤字削減を実施すれば経済成長を損なう恐れが あると指摘し、キャメロン党首は債務拡大をめぐってブラウン首相を 批判している。

ポンドはロンドン時間1日午前10時20分(日本時間午後7時 20分)現在、1ポンド=1.5078ドルと、先週遅くの1.5238ドルか ら下落。一時は1.5097ドルと、昨年5月14日以来の安値を付けた。

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