IMF:ソブリン債のリスクプレミアム拡大が世界経済回復へのリスク

国際通貨基金(IMF)は、企業と 消費者の借り入れコスト増加につながり得るソブリン債のリスクプレ ミアム(上乗せ金利)拡大傾向の広がりが、世界経済の回復に対する 「最も差し迫った」リスクだとの認識を示した。

IMFのスタッフが2月27日にソウルで開催された20カ国・地 域(G20)の財務次官・中央銀行副総裁会議に向けてまとめ、1日に 公表されたリポートは、一部欧州連合(EU)加盟国の「ソブリン債 の脆弱(ぜいじゃく)性」がその他の地域へと広がりを見せ、借り入 れコストを押し上げる可能性があると指摘した。IMFは今年の世界 成長率がプラス約4%と、昨年のマイナス0.8%から改善すると見込 んでいる。

同リポートは、「最も差し迫ったリスクは、一部の中小先進国の財 政をめぐる市場の懸念が強まり、ソブリン債市場全体にリスクプレミ アム拡大の動きが波及し、家計や企業の借り入れコストが増大するこ とだ」と分析した。

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