香港の住宅ローン金利、低下が進めば利益を圧迫-ハンセン銀行CEO

住宅ローンで香港2位のハンセン 銀行のマーガレット・リュン最高経営責任者(CEO)は、住宅ロー ン金利がさらに低下すれば、香港の住宅ローン金融機関の利益を圧迫 するとの見解を示した。

2009年にはハンセン銀行をはじめ、BOC香港(ホールディング ス)や東亜銀行が住宅ローン金利を少なくとも過去20年来の低水準 まで引き下げたことで、住宅価格が30%近く高騰した。香港金融管 理局(HKMA、中央銀行に相当)は昨年9月、このような「急激な 価格競争」は持続不可能なだけでなく、業界全体の利益率を損ない、 リスクを高める可能性があると警告した。

ハンセン銀行のリュンCEOは1日、香港での2009年通期の業 績発表で記者団に対し、「HKMAが住宅ローン金利の下限を設定する 可能性があるとのうわさや報告は聞いている。住宅ローン金利はすで に極めて低い水準にあり、銀行は適度な利益を確保する必要がある」 と語った。

香港紙、蘋果日報は1日、HKMAが香港の銀行に対し、住宅ロ ーン金利を一定の参照金利を下回る水準まで引き下げるべきではない と提案したと、匿名を条件にした複数の関係者のコメントを引用して 伝えた。同紙によると、HKMAは先週からこの提案について銀行と 協議しているという。

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