トヨタ、リコールの真実隠さず対応-豊田社長が北京で会見(Update2)

トヨタ自動車の豊田章男社長は 1日、北京で記者会見し、世界で800万台余りのリコール(無料の 回収・修理)につながった技術的な問題について、「真実」を隠す ことなく対応すると表明した。

豊田社長はトヨタ車の不具合について謝罪し、中国国内でのす べての調査に協力すると約束した。今年の中国での販売を13%増や す目標を重ねて示した。

豊田社長は先週、米国を訪れ、トヨタ車の品質に対する顧客の 不安解消を図った。リコールの台数では10万台に満たない中国を続 いて訪れたのは、トヨタの中国市場重視の表れだ。

東海東京調査センターの加藤守アナリストは「今から拡大する 市場だからこそ、早い段階で品質への不安感を払しょくする必要が ある」と指摘していた。

トヨタは1月21日に米国で約230万台をリコールすると発表。 同月28日に、中国でスポーツ型多目的車「RAV4」7万5552台 をリコールすることも発表した。

豊田社長は、生産期間の圧縮が不具合につながった可能性があ ると説明している。

トヨタは中国で、中国第一汽車集団(FAW)や広州汽車集団 と合弁で自動車を生産している。この日の発表によると、2月のト ヨタの中国での販売台数は前年同月比で約30%増え約4万5500台 となった。

トヨタによると、同社はFAWとの合弁事業で、四川省成都の 工場の生産能力を2010年6月までに3万台と、現在の1万3000台 から引き上げる計画。また、吉林省長春に第2の工場を建設しカロ ーラを生産する計画も検討している。稼働時期や生産能力について は決定していない。

豊田社長はこの日、中国での投資計画に変更はないと言明した。 トヨタはエネルギー節減や環境保護に重点を置き、ハイブリッドカ ーや電気自動車などに関連して投資する計画。

--Zhao Yidi in Beijing and Makiko Kitamura in Tokyo with assistance from Yuki Hagiwara in Tokyo and Stephanie Wongin Shanghai. Editors: Terje Langeland, Neil Denslow

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アムステルダム 木下 晶代 Akiyo Kinoshita +31-20-589-8544 akinoshita2@bloomberg.net Editor:Fumihiko Kasahara, Akiko Nishimae 記事に関する記者への問い合わせ先:

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