中国株(終了):反発、5週間ぶり高値-チリ大地震で産銅株に買い

中国株式相場は反発。上海総合指数 が5週間ぶりの高値に上昇した。世界最大の銅生産国チリの大地震で 供給が混乱する可能性があるとの懸念から、銅関連銘柄が値上がりし た。

銅生産で中国最大手の江西銅業(600362 CH)と、2位の銅陵有色 金属集団(000630 CH)はともに値幅制限いっぱいの10%高となった。

同国保険最大手の中国人寿保険(601628 CH)は3.4%高。ゴール ドマン・サックス・グループが保険株への投資を推奨したことが材料 となった。2位の中国平安保険(601318 CH)も3.7%高だった。時価 総額で中国最大の家電量販店、蘇寧電器(002024 CH)は2.3%上昇。 2009年決算が増益となったことが好感された。

上海証券取引所の人民元建てA株と外貨建てB株の双方に連動す る上海総合指数は前週末比35.90ポイント(1.2%)高の3087.84で終 了し、1月25日以来の高値となった。上海、深セン両証取のA株に連 動するCSI300指数は、同1.3%高の3324.42。

チャイナ・インターナショナル・ファンド・マネジメントで運用 に携わる趙梓峰氏(上海在勤)は、「チリ地震で多くの銅輸送関連施設 が損害を受けている可能性があり、投資家はまず供給混乱への懸念に 反応した」と指摘。その上で、「市場は政府が引き締め政策を緩和する と予想してきた。政策見通しが実態と異なれば、市場は変動の大きい 状態に戻る公算が大きい」と述べた。

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