平野長官:ベトナム原発へのトップセールス、韓国見習うわけでない

平野博文官房長官は1日午前の会 見で、ベトナムの原子力発電受注をめぐり、鳩山由紀夫首相が同国の グエン・タン・ズン首相に親書を出すのは日本の原子力技術の高さを 評価してもらうためのもので、アラブ首長国連邦(UAE)の原発建 設の受注にトップセールスを展開した韓国の李明博大統領を見習った わけではないと強調した。

韓国の朝鮮日報(日本語電子版)は1日、鳩山首相の親書について ベトナム原発建設受注のため、李大統領の実例に習って目標設定する 「ベンチマーキング」に乗り出した、と報じている。

平野長官はこうした指摘に対し、「韓国政府のやり方を見習ったと いうことはまったくない」と否定。その上で、首相の親書について「安 全性の担保を含めて技術協力をしていく、日本の技術力の高さをしっ かりと評価してほしい」などの考えが盛り込まれていることを明らか にした。

また、平野氏はベトナムとの原子力協力協定に関しても、「原子力 協定は当然、やっていくことが大事であると思っている」と締結に前 向きな方針も明らかにした。

鳩山首相は2月27日、高知市内で記者団に対し、日本が官民一体 で受注を目指しているベトナム中部ニントゥアン省の原子力発電所建 設計画をめぐり、ズン首相に親書を送る意向を明らかにしたと同日付 けの共同通信が報じている。

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