内田洋株が大幅反落、今期大幅赤字転落に-持分法適用会社の異動で

事務機やオフィス家具などの輸出入 業務を行う内田洋行株が一時、前週末比5.7%安の263円と大幅反落。 持分法適用会社PFUの親会社である富士通がPFUを株式交換で完 全子会社化することに伴い、連結剰余金の差額を特別損失として計上 する。2010年7月期通期の連結最終損益は大幅赤字に落ち込む見通し で、本業の低調や目先の利益悪化に伴う株価の先安観が広がった。

午前終値は前日比5.4%安の264円。出来高は24万5000株と、 前週末まで1年間の1日当たり平均(9万9233株)をすでに大きく上 回っている。

内田洋行が2月26日に新たに示した10年7月期通期の連結最終 損益予想は、24億円の赤字に落ち込む見通しとなった。従来予想はゼ ロ、前期は3億8600万円の赤字。持分法適用関連会社PFUの異動(株 式買取請求権行使による譲渡)に伴い、譲渡金額と譲渡により減少す る連結剰余金の差額を特損計上することが響く。

一方、同時に示された上期(09年8月-10年1月)の連結決算は、 オフィス関連、情報関連事業で民間設備投資の延期、抑制の影響を受 け、売上高が前年同期比11%減の542億円にとどまった。営業損失も 19億円と、前年同期の15億円から拡大。ただ同社の場合、多くの顧 客の決算期に当たる第3四半期に売り上げが多く計上される特性があ る。

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