豪中銀:エコノミストは利上げ予想、トレーダー割れる-2日政策会合

オーストラリア準備銀行(RB A、中央銀行)は今週、主要国の中で今年最初となる政策金利引き 上げを実施する可能性がある。エコノミストらは2日の金融政策決 定会合で、RBAが今回を含む5会合で4回目となる利上げに動く と予想。ただ、トレーダーの見方は分かれている。

ブルームバーグの調査によると、エコノミスト19人中14人は RBAが翌日物オフィシャル・キャッシュレートの誘導目標を現行 の3.75%から4%に引き上げると予想している。一方、先物トレ ーダーがみている利上げ確率は48%。RBAはシドニー時間の2 日午後2時半(日本時間午後零時半)に政策金利を発表する。

3日発表される2009年10-12月(第4四半期)のオースト ラリアの国内総生産(GDP)について別のエコノミスト調査では、 1年半ぶりの高成長が見込まれている。ただ、欧州諸国のソブリン 債に対する懸念や金融市場の混乱を背景に、RBAはさらにひと月 利上げの判断を待つ可能性があると一部のエコノミストは分析する。

JPモルガン・チェースのチーフエコノミスト、スティーブ ン・ウォルターズ氏(シドニー在勤)は「あすの決定はコイン投げ に近い」と指摘。「利上げは必要で、据え置くのであれば、個人消 費の持続性やソブリン債問題、米経済指標の弱さに関する不透明感 があるからだ」と語った。同氏はブルームバーグが集計したエコノ ミスト予想の中でただ一人、RBAが昨年10月に利上げに転じる ことを正確に予想していた。

2日の会合でRBAが政策金利の引き上げを決定すれば、20 カ国・地域(G20)の中で今年最初の利上げになる。RBAは昨年 第4四半期に3回の利上げを実施。50年来の低水準であった政策 金利を0.25ポイントずつ引き上げ、3.75%としている。

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