バフェット氏:米住宅用不動産の落ち込み、11年ごろまでに終息

米投資・保険会社バークシャー・ ハサウェイを率いるウォーレン・バフェット氏は、米住宅用不動産の 落ち込みが2011年ごろまでには終わるとの見通しを示し、住宅需要が 供給に追い付くには、それだけの時間を要すると予測した。

バフェット氏は、バークシャーの株主にあてた27日付の書簡で、 「向こう約1年以内に住宅問題はおおむね過去のものとなるだろう」 と予想。「価格は当然ながら『バブル』時を大きく下回る水準にとどま るだろうが、これで痛手を被った売り手や貸し手の数だけ、恩恵を受 ける買い手もいるだろう」と指摘した。

昨年は差し押さえが過去最高に達したことで不動産市場が一層の 供給過剰状態に陥り、新たな住宅建設が少なくとも過去50年間で最低 の水準に落ち込んだ。バフェット氏は、米国が「多くの住宅を爆破す る」決断でもしない限り、住宅建設の減少が唯一の調整手段だと冗談 交じりに論じた。

バフェット氏は「数年前、供給サイドである住宅着工が年率約200 万戸で推移していた時は良いニュースだと思われていた。しかし、需 要サイドである世帯形成は120万程度にすぎなかった」と指摘。「高価 な住宅や建て過ぎが特に甚だしかった地域」では、回復により長い時 間を要するとの見方を示した。

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