米ファニーメイ、153億ドルの公的支援要請へ-10-12月期も赤字

米政府の管理下にあるファニーメイ (連邦住宅抵当金庫)は26日、10四半期連続で赤字決算となったこと を踏まえ、米財務省に153億ドル(約1兆4000億円)の支援を要請す る方針を明らかにした。

26日に米証券取引委員会(SEC)に提出した届出書によると、 2009年10-12月(第4四半期)の純損益は163億ドル(1株当たり

2.87ドル)の赤字となった。これを受けて、ファニーメイは政府の無制 限の資金供給について5回目の利用を申請すると表明した。

過去9四半期に計1205億ドルの赤字を計上しているファニーメイ は昨年4月以降、599億ドルの公的資金を受け取った。同社の株価は 2000年12月に87.81ドルとピークを付けたが、この日のニューヨーク 市場での終値は99セント。財務省はファニーメイの発行済み普通株の

79.9%を保有している。

11兆8000億ドルの米住宅ローンの約28%を保有・保証しているフ ァニーメイは、3年間に及ぶ住宅市場低迷が足かせとなっている。同社 の09年通期の赤字は744億ドルと、前年の598億ドルから膨らんだ。

ファニーメイは届出書で、「09年決算は弱い経済と住宅市場による 継続的な悪影響を反映するものだ。こうした状況は、過去最悪の住宅ロ ーン延滞をもたらし、09年の各四半期に多額の信用関連経費や純損失を 計上する要因となった」と説明した。

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