第4四半期米実質GDP:5.9%増に上方修正、在庫要因

2009年第4四半期(10-12 月) の米実質国内総生産(GDP、季節調整済み、年率)改定値は前期 比年率5.9%増加と、速報値(5.7%増)から上方修正された。在 庫のGDP寄与度や設備投資の上方修正を反映した。

米商務省が26日に発表した実質GDPの増加率は過去6年余 りで最大となった。ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミ ストの予想中央値は速報値と変わらずだった。在庫のGDP寄与度 は3.88%と、速報値の3.39%から0.49ポイント上方修正された。

企業設備投資は前期比年率6.5%増と、速報値の2.9%増から 上方修正された。なかでも機器とソフトウェアが10年ぶりの大幅 な伸びを示した。

機器とソフトウェアは18.2%増加(速報値は13.3%増)し た。伸び率は2000年以降で最大となり、構築物の13.9%減少(速 報値15.4%減)を補った。設備投資のGDP寄与度は0.62%で 速報から0.33ポイント上方修正された。

MFグローバルのグローバルチーフエコノミスト、ジェーム ズ・オサリバン氏は「在庫のGDP寄与度が拡大する余地はなお残 っている」と指摘。「今後の課題は成長持続の可能性だ。その鍵を 握るのは労働市場の明白な改善となろうが、わたしの見解ではその 改善に近づきつつある」と述べた。

広範な下方修正

一方、個人消費は1.7%増加(速報値は2%増)に下方修正さ れた。市場予想は速報値から横ばいだった。前期は2.8%増だった。 個人消費の第4四半期GDP寄与度は1.23%で、速報から0.21 ポイントの下方修正。

純輸出の寄与度は0.3%のプラスと、速報値の0.5%プラスか ら0.2ポイント下方修正された。

住宅投資は5.0%増加(速報値は5.7%増)に小幅下方修正。 前期は18.9%増加していた。政府支出は1.2%減と、速報値の

0.2%減から下方修正された。前期は2.6%増だった。

GDPは09年通期では前年比2.4%減少した。これは1946 年以来の最悪。

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