三井物:チリの銅開発に参加、125億円で25%取得へ

三井物産は26日、国内銅製錬最大 手のパンパシフィック・カッパー(PPC、東京都港区)が主導するチ リのカセロネス銅鉱山の開発・生産事業に参画すると発表した。4月を めどに約125億円を投じて権益の25%を取得する。アジアでの需要増を 踏まえ安定調達先を確保する。

同鉱山は2013年から生産開始の予定。PPCが同日開発移行を決 定したと発表。事業主体となる運営会社の出資比率はPPCが75%、三 井物産子会社が25%となる。当初5年間は平均で銅精鉱を年間約15万 トン、電気銅を3万トン、モリブデンを3000トン生産する。鉱山寿命 は28年。

開発初期投資額は約1800億円。そのうち6割を国際協力銀行など の銀行団からのプロジェクト・ファイナンスによって調達し、残りをP PCと三井物産が負担する方針。PPCは新日鉱ホールディングス傘下 の日鉱金属が66%、三井金属が34%出資している。

PPCによると、最近の銅価を踏まえた試算で同鉱山では年間300 億-400億円の経常利益が見込めるという。操業開始によってPPCは 保有する自社権益からの銅精鉱調達比率が2割弱から5割に高まる。一 方、 三井物産は持ち分銅量が年間約6万トンから10万トンに拡大する。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE