米アップルCEO:保有現金は配当や自社株買いより積極投資に充当

米コンピューター・電子機器大手 のアップルのスティーブ・ジョブズ最高経営責任者(CEO)は配当 支払いや自社株買いよりも、将来の買収や「大胆な」投資に備えて現 金を蓄えるほうを好むとの考えを示した。

25日に開催された株主総会でジョブズCEOは、「大規模で大胆 なことを行う際のパズルのピースとしてどこかを買収する必要がある 場合、小切手を切ることができるし、多額の資金を借りて会社全体を リスクにさらすことはできない点を認識している。銀行預金は当社に 安全と柔軟性を与えてくれる」と語った。

昨年12月時点で同社が保有する現金・短期有価証券は約250億ド ル(約2兆2300億円)と、過去最多だった2008年(256億ドル)並 みだった。過去数年にわたり同社は携帯電話サイト向け広告や無線音 楽サービスなどの拡大のために小規模な買収を行ってきた。また同社 はリセッション(景気後退)中も雇用を維持し、3月に発売予定のタ ブレット型パソコンiPadなどの新製品に投資してきた。

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