インドは「アジアのギリシャ」にあらず、金融政策の柔軟性で-BNP

BNPパリバは、インドの柔軟 な金融政策が同国の財政赤字削減を手助けし、「アジアのギリシャ」 という見方を返上することにつながるだろうと指摘する。

同社のアナリスト、クリーブ・マクドネル、マニシ・レイチャ ウドゥリ両氏は26日付のリポートで、「ギリシャとインドの経済統 計に幾つか類似点があることで、ギリシャからの悪影響が広がれば インドもトラブルに見舞われる恐れがあるとの懸念が投資家の間で 高まった」と指摘。その上で、こうした懸念は「的外れ」であり、 インド株式相場はバリュエーション(株価評価)の低さを手掛かり に反発する公算があると語った。

両氏はさらに、ギリシャ国債市場ではスプレッド(上乗せ利回 り)が過去最高水準に達したが、それを招いた原因にインドは影響 されないということを保証する最大の財産が、インドの「財政・金 融の柔軟性」だと付け加えた。

両氏は、インド準備銀行(RBI、中央銀行)が4月にも政策 金利を引き上げる可能性がある一方で、財政赤字の対国内総生産 (GDP)比率を2010年4月-11年3月期に5%と、09年4月 -10年3月期の7%から圧縮する公算があると分析。公的債務残 高はGDPの約82%で、ギリシャの115%に比べ小さいとしてい る。

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