来週のNY原油:58%が下落予想、在庫増と需要減予想で-BN調査

来週のニューヨーク原油先物相場 は、下落しそうだ。在庫が増える一方、暖房期が終わりに近づき需要 が減るとの見通しが背景。

ブルームバーグ・ニュースがアナリストを対象に実施した調査で は、回答者40人中23人(58%)が、来週の原油先物相場が下落する と予想。昨年8月以降で最も弱気な見通しとなった。10人(25%)が ほぼ変わらずと回答した。上昇を予想したのは7人。前週の調査では 51%が下落を予想した。

米エネルギー省が24日発表した先週の原油在庫は、303万バレル 増の3億3750万バレルだった。2月19日終了週の原油とガソリンに 加えヒーティングオイル(暖房油)とディーゼル油を含む留出油の在 庫はいずれも5年間平均を上回った。

シティグループ・グローバル・マーケッツ(ニューヨーク)のエ ネルギーアナリスト、ティム・エバンス氏は「実需に全くタイト感が ない状態が続いている。OPEC(石油輸出国機構)も1バレル=70 ドルを上回っている限り、第2四半期の季節的な需給の余剰に対応す る可能性は少ない」と述べた。

製油所は、冬季のヒーティングオイルの消費が減少し夏季のガソ リン需要が高まる前の3月に定期点検に入ることが多い。

アルジェリアのヘリル・エネルギー鉱業相は22日、3月に開か れるOPEC総会では生産目標が変更される可能性は低いとの見通 しを示した。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場4月限は 今週1.89ドル(2.4%)下げ、25日は78.17ドルで引けた。前年同期 比では84%上昇している。

2004年4月の調査開始以後、原油相場がアナリストの予想通りの 値動きを示した割合は47%。

ブルームバーグは石油アナリストとトレーダーを対象に毎週木 曜日に翌週の原油価格について、上昇、下落、ほぼ変わらずの見通し を問う調査を実施している。

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