アルゼンチン債、もはや「リスク取る価値ない」-カシン氏

クレディ・スイスとABNアム ロ・アセット・マネジメントの元ファンドマネジャー、ラファエル・ カシン氏はアルゼンチン債について、「リスクを取る価値」はもはや ないとの見解を示した。カシン氏は2004年以降、同国債に対して強 気の姿勢を示していた。

カシン氏はアルゼンチン債への投資を回避する理由として、フェ ルナンデス大統領がますます不人気になっていることや、デフォルト (債務不履行)に陥り、2005年の再編対象から外れた200億ドルの 債務再編に対する取り組みを挙げた。スイスの資産運用会社レイル・ エ・シでカシン氏が先月運用を開始した新興市場債ファンド(運用資 産5000万ドル)にはアルゼンチン債を組み込んでないという。

同氏は25日の電話インタビューで、「フェルナンデス大統領は 不人気なため、大統領の職を失う恐れがある」と言明。アルゼンチン 債への投資について「そうしたリスクを取らないことを好む。再編は 実現するかもしれないが、より複雑化した」と述べた。

アルゼンチンのドル建て債の運用成績は今年、債務再編計画が行 き詰まるとの懸念が広がるなかで、マイナス10.2%となっている。

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