ジェネリック薬普及見込み日調剤株半年ぶり高値、製薬大手参入報道

調剤薬局事業が主力の日本調剤株 が一時前日比5.4%高の2430円と急反発。昨年9月1日以来、約半年 ぶりの高値水準を付けた。国内製薬3位の第一三共が4月にも後発医 薬品事業に参入する、との一部報道を受け、後発(ジェネリック)医 薬品の普及が加速し、関連事業の拡大につながるとみられた。

26日付の日本経済新聞朝刊によると、第一三共は早ければ今秋に も製品販売を始める。子会社で後発医薬品大手の印ランバクシー・ラ ボラトリーズとも製品開発で協力、主力事業の1つに育てるという。

SMBCフレンド調査センターの高沖聡シニアアナリストは、「日 本調剤と第一三共の間に直接的な関係があるとは思えないが、日調剤 の場合、社を挙げてジェネリックの普及に取り組んでいるため、製薬 大手参入で恩恵を受ける銘柄と連想されたのではないか」と述べた。

日調剤が今月2日に公表した9カ月累計(2009年4-12月)決算 資料によると、同社が運営する275店の調剤薬局で、薬剤師が後発医 薬品に処方を変更した比率は30%台(対全処方せん)。厚生労働省が 2009年秋に公表した同変更比率の平均6.3%を大きく上回る。同社経 営企画部・部長代理の弓場鉄雪氏は、「製薬大手が実際にジェネリック に取り組むとなれば、ジェネリックの普及が一段と加速する」と見方 を示している。

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