日本はG10で最大の危機リスクに直面-米ゴールドマンのオニール氏

日本が直面する「深刻な」経済危 機のリスクは主要10カ国(G10)で最大だと、米金融大手ゴールドマ ン・サックス・グループのチーフ・グローバル・エコノミスト、ジム・ オニール氏は指摘した。

オニール氏は、26日放送のブルームバーグテレビジョンとのイン タビューで、日本は「国内貯蓄が底を突きつつあり、本格的な危機の 可能性に向けて状況がゆっくりと悪化している」との見方を示した。

日銀は23日に公表した1月の金融政策決定会合の議事録で「財政 運営や金融政策運営に対する市場の信認を確保することが一段と重要 になっている」との認識を示した。政府統計によると、日本は貯蓄率 が米国を下回る中、公的債務の規模が家計資産に近づいている。

25日の円相場は3週間ぶりの高値に上昇。ギリシャの格下げ懸念 を受け、円で調達した資金を高金利資産に投資するいわゆる円キャリ ー取引を巻き戻す動きが優勢になり、一時1ドル=88円80銭と、2 月4日以来の高値に達した。

オニール氏は「円相場は大いに過大評価されている」と指摘。ユ ーロ圏については、ギリシャの債務危機によって域内の政治的つなが りが強まり、より強固な共同体になる可能性があるとの見通しを示し た。

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