ダイセル化株が反発、今期業績上ぶれ期待-投資判断の引き上げ相次ぐ

ダイセル化学工業の株価が一時、 前日比4.7%高の607円と反発。たばこフィルターや液晶用光学フィル ム材料などの販売が好調で、業績上振れ期待が強まっている。コスモ証 券とみずほ証券が投資判断を強気に引き上げたことも、買い安心感につ ながった。

コスモ証券とみずほ証券は25日付で、投資判断を「中立」から 「アウトパフォーム」にそれぞれ引き上げた。ブルームバーグ・データ によると、ダイセル化をカバーするアナリスト10人中、6人が強気の 投資スタンスだ。

コスモ証券の斎藤和嘉アナリストは投資家向けのメモで、今来期と 連続増益の確度が高まったと判断し、「現在の株価は修正余地がある」 との考えを示す。09年10-12月期は液晶材料向けの酢酸セルロースの 販売が好調だった。1-3月期は調整局面に入ると会社側はみているも のの、斉藤氏は「極めて保守的な印象が強い」という。

ダイセル化は4日に、今期(10年3月期)の連結営業利益予想を 前期比79%増の190億円に増額修正した。コスモ証は今期が200億円、 来期(11年3月期)が298億円と、収益拡大傾向が続くと予想する。

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