セントルイス連銀総裁:インフレ期待は最近落ち着き-急拡大なら警戒

米セントルイス連銀のブラード総 裁 は25日、インフレ期待が突然高まれば、当局者の間で他の懸念要 因以上に警戒感が強まる可能性があるが、最近は落ち着いてきたとの 認識を明らかにした。

ブラード総裁は、米インフレ連動債(TIPS)と国債の利回り 格差の拡大に言及し「わたしはインフレ期待を非常に注意深く監視し ている」と説明。「インフレ期待が急激に高まれば、ほかのどの懸念よ りも優先され、連邦準備制度理事会(FRB)は行動することになろ う」との見通しを示した。テキサスA&M大学での講演後、聴衆の質 問に答えた。

FRBは現在、前例のない規模の景気刺激措置を撤回するのに十 分な強さが米経済にあるかどうかを見極めようとしている。連邦公開 市場委員会(FOMC)は先月、1兆2500億ドル規模の住宅ローン担 保証券(MBS)購入プログラムを3月末で終了する考えをあらため て示す一方、政策金利を「長期」にわたりゼロ付近に据え置く方針を 継続した。

ブラード総裁は、インフレ期待は「過去1年間にわたり高まった が、ここ数週間は低下してきた」と指摘した。さらに「金融システム に供給した流動性を適切なペースで吸収するための良い方策が不在と 市場が認識し始めれば、インフレ期待も高まり始めることになる」と 説明した。

総裁は「現在のインフレ率は妥当な水準にある」と語り、インフ レ・リスクがあるのは向こう2-5年だと語った。

-- Editors: James Tyson, Brendan Murray

--* 参考画面: 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: 東京 柴田 広基 Hiroki Shibata +81-3-3201-8867 hshibata@bloomberg.net  Editor:Eiji Toshi 記事に関する記者への問い合わせ先: Steve Matthews in Texarkana at +1-4040-386-2074 or smatthews@bloomberg.net. 記事に関するエディターへの問い合わせ先: Christopher Wellisz at +1-202-624-1862 or cwellisz@bloomberg.net

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