小麦価格:数カ月で14%下落か-新規供給やロシアの備蓄放出計画で

ロシアの輸出大手、ロスインテラ グロセルビス(Rias)は、世界の小麦価格が向こう数カ月間に 14%下落するとの見通しを示した。新規収穫分が市場に供給され、 ロシアが備蓄を放出する可能性があるためとしている。

Riasの商業ディレクター、クリス・バンホナッカー氏は25日、 シンガポールでのインタビューで、世界の輸出価格の平均は1トン当た り150ドルと、現時点の175ドルから下落する可能性があると指摘。 ロシアが備蓄300万トンを放出すれば小麦市場にとって「最悪の事態に なるだろう」と述べた。

作付けが増え、米国やカナダ、ロシア、オーストラリアの競争が激 化したことから、小麦相場は2年前に付けた過去最高値の1ブッシェル 当たり13.4950ドルから62%下げている。ソシエテ・ジェネラルの農 業調査責任者、エマヌエル・ジェイエ氏は今週、ロシアが小麦備蓄を最 大300万トン輸出することを計画しているとの見方を示した。

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