NY原油(25日):大幅反落、失業保険申請と製造業統計を嫌気

ニューヨーク原油相場は大幅反 落。下げ幅は過去3週間で最大となった。米新規失業保険申請と米 製造業耐久財受注の発表を受けて、世界の経済回復が腰折れし、エ ネルギー需要が伸び悩むの懸念が強まった。

原油は一時3.7%下げ、1週間ぶり安値を付けた。20日終了週 の米新規失業保険申請が前週から増加したほか、1月の米製造業耐 久財受注で輸送機器を除く受注が市場予想に反して減少したことで、 原油の売りが優勢となった。

ドイツ銀行のエネルギー担当主任エコノミスト、アダム・シミ ンスキー氏(ワシントン在勤)は、「原油をバレル当たり75ドルか ら80ドルの水準で下支えするには、雇用を始め消費者信頼感、企業 景況感など、すべてが良い方向に向かう必要がある」と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物4月限は前 日比1.83ドル(2.29%)高の1バレル=78.17ドルで終了。下げ幅は 5日以来で最大となった。一時は80.32ドルまで上げる場面もあっ た。年初からの下落率は1.6%。

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