英中銀のマイルズ氏:緩和策拡大「あり得る」、物価と両にらみ

イングランド銀行(英中央銀行) 金融政策委員会(MPC)のデービッド・マイルズ委員は、同中銀 が実施している2000億ポンド(約27兆円)規模の資産買い取り プログラムの「終了告示」を記すことは時期尚早との見方を示した。 景気回復が腰折れになる可能性があることを理由に挙げた。

マイルズ委員は25日のロンドンでの講演で、「資産購入の政策 は金融政策の十分な継続要素であることを強調したい」と表明。「景 気動向の展開に伴い、一段の緩和的な金融政策の妥当性が明白にな ることは非常にあり得るシナリオだ」と述べた。

同委員のコメントは、イングランド銀行のキング総裁による同 様の発言に追随する。

マイルズ氏は「経済成長が正常の水準を大幅に上回るより、こ の水準にまで回復しないリスクの方がなお大きい」と指摘。インフ レ見通しに関しては、「結局、下振れよりはわずかな上振れリスク がみられる。これが政策判断を難しくする理由の1つであり、わた しの見解では当局はいずれの方向にも行動できるよう準備する必 要がある」と続けた。

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