ギリシャ国債保証コスト、4日連続上昇-信用格下げを警戒

25日のクレジット・デフォルト・ スワップ(CDS)市場で、ギリシャ国債の保証コストが4日連続で 上昇。同国の信用格付けが引き下げられた場合、欧州中央銀行(EC B)が担保規則を変更した時に中銀融資が受けられなくなるとの懸念 を背景にリスク意識が高まった。

CMAデータビジョンによると、ギリシャ国債のCDSスプレッ ドはロンドン時間午後2時45分(日本時間同11時45分)現在、前日 比10ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の394bpと、 2週間余りで最大の上げとなった。ポルトガル国債のCDSスプレッ ドは0.5bp上昇の181.5bp、スペイン国債は4bp上げ140bp、 イタリアは4.5bp上昇し136bpとなっている。

米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスはこの日、 ギリシャのソブリン格付け「A2」を数カ月内に引き下げる可能性を 示唆した。ECBは年内に融資担保基準の変更を計画しており、ギリ シャ国債が格下げされると変更後の基準で担保として不適格になる。

スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)も24日にギリシャの 「BBB+」格付けを3月末までに引き下げる可能性を示唆し、4月 と5月に合わせて160億ユーロ(約1兆9300億円)を超える債務が償 還期限を迎えるギリシャにとって情勢は厳しくなっている。

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