クリーブランド連銀総裁:米低金利「長期にわたって」維持

米クリーブランド連銀のピアナ ルト総裁は景気の回復ペースが緩やかなものにとどまるとの見方を 示し、低金利を「長期にわたって」維持するべきだとの見解を述べ た。

ピアナルト総裁は25日、オハイオ州デートンで講演し、昨年第 4四半期に記録した5.7%近い経済成長率は実際の景気の力よりも高 く表示されていると述べた。同総裁は、第4四半期の経済成長は在 庫の補充によって押し上げられたものであり持続的ではないと指摘、 雇用は抑制され、回復が限定的なものになるだろうと続けた。

同総裁は、「経済は正常化からは程遠い状況だ。回復の度合い は緩やかなものにしかならないとみている」と述べ、「個人的な見 解では、こうした状況はフェデラルファンド(FF)金利誘導目標 の異例な低水準を長期にわたって正当化する可能性が高い」と述べ た。

FF金利が現行水準で据え置かれる理由としては、米連邦準備 制度理事会(FRB)が供給した過去最大規模の流動性が物価に影 響しつつある兆候はなく、「インフレ圧力の警告シグナルはまだ見 えないため」と説明した。

また経済について、潜在成長率を「大幅に下回る」ペースで推 移しているとし、それがインフレの抑制維持につながっているとの 認識を示した。

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