2月の独失業者数、前月比7000人増の343万人-失業率8.2%

2月のドイツ失業者数は、2カ月 連続で増加した。同国の景気回復が勢いを失ったほか、気温低下が建 設部門に打撃を与えた。

ドイツ連邦雇用庁が25日発表した2月の雇用統計によると、失業 者数(季節調整済み)は前月比7000人増の343万人となった。ブルー ムバーグがエコノミスト31人を対象にまとめた調査では、1万6000 人増(予想中央値)と見込まれていた。失業率は8.2%と、1月の8.1% (改定値)から上昇した。

失業増加で個人消費が押し下げられ、ドイツのリセッション(景 気後退)からの回復を鈍化させる可能性がある。主に内需の落ち込み が響いて、同国経済は2009年10-12月(第4四半期)にゼロ成長と なった。政府は1月、企業の雇用継続を促進する奨励策を延長した。

デカバンクのエコノミスト、アンドレアス・ショイアレ氏(フラ ンクフルト在勤)は統計発表前に、「企業は短期雇用など事業悪化の際 に社員の水準を維持する裁量的な手段を持っているが、そうした緩衝 策が枯渇したか、そうした措置がもはや企業の利益にかなわない状況 となっている」と述べた。

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