米AIG、「ボーイズクラブ」的雰囲気で女性差別と元幹部が提訴

米保険会社アメリカン・インター ナショナル・グループ(AIG)を破たん寸前まで追い込んだ金融商 品部門は、「ボーイズクラブ」的なカルチャーの中で年齢の高い女性 を差別したとして、元幹部2人がAIGと同部門を訴えた。

原告の1人によると、デリバティブ(金融派生商品)を扱うAI G金融商品部門の元責任者、ジョゼフ・カッサーノ氏は、叔母のよう な人ではなく、「人目を引く外観」を備えた若い従業員を好むと発言 した。訴状によると、セクハラの苦情対処を任されたマネジングディ レクター1人も、AIGは一部の社員を若くて魅力的な従業員に入れ 替えるべきだと述べたという。訴状は22日にコネティカット州ニュ ーヘーブンの米連邦地裁に提出された。

原告のスーザン・ポッター氏(56)とデオナ・テーラー氏(62) は、AIG幹部らが給与上限について両氏を欺き、同様の仕事でも年 齢が若かったり男性の従業員により高い報酬を支払い、差別を訴えた 報復で両氏を解雇したと主張。未払い給料や損害賠償の支払いなどを 求めている。

カッサーノ氏の弁護士は、同氏が従業員を公平に扱っていたとし て、訴訟には「失望」していると述べた。

AIG広報担当、マーク・ハー氏は「AIGは原告に差別や報復 を行ったことを否定する」と述べた上で、「AIGは年齢や性別など 保護された分類に基づく差別を禁じており、差別や報復のない職場を 従業員に提供することに全力を尽くしている」と説明した。

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