ギリシャ、財政対応次第で数カ月以内格下げも-ムーディーズ

米格付け会社ムーディーズ・イン ベスターズ・サービスは、ギリシャのソブリン格付けについて、同国 が財政赤字削減に向けて掲げた目標の進ちょく状況次第では、数カ月 以内に引き下げる可能性があることを明らかにした。

同社のソブリンリスク担当マネジング・ディレクター、ピエール・ カイユトー氏は25日の都内でのインタビューで、「今後数カ月のうち にギリシャが計画から大幅に逸脱したと思われる場合、当社が格付け を変更する公算はかなり大きい」とし、計画からの逸脱は「数段階の」 格下げにつながるだろうと述べた。

24日には米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S& P)が、ギリシャの信用格付けを3月末までに再度引き下げる可能性 を指摘している。景気の弱さに加え、現政権が打ち出した措置への反 発が財政赤字削減能力を脅かす恐れがあるという。

カイユトー氏は一方で、ギリシャが緊縮政策を遂行すればソブリ ン格付けは「A2」のまま据え置くと説明。同国の財政状況は「A2」 に格下げした昨年12月時点から変わっていないとの見解を示した。

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