米アップル:取締役の強過ぎる結束に変化か-エイボンCEOの手腕は

取締役会の結束力が強過ぎると批 判されている米アップルが25日、化粧品訪問販売で世界最大手、米エ イボン・プロダクツの最高経営責任者(CEO)、アンドレア・ジュン グ氏を新たな共同筆頭取締役に選出してから初の株主総会を開く。

ジュング氏は、アップル取締役7人の中で唯一の女性で、最も遅 く取締役会に加わった。昨年12月にビル・キャンベル氏から共同筆頭 取締役を引き継いだ。株主総会には、スティーブ・ジョブズCEOも 出席する見込み。

コーポレートガバナンス(企業統治)専門家の間では、ジョブズ CEOが自ら選んだ取締役に過度の支配力を行使しているとの見方が ある。エール大学経営大学院のジェフリー・ソネンフェルド学部長は、 同CEOが肝臓移植手術を昨年受けた際、情報開示が制限されたこと もその影響の表れである可能性があると指摘し、ジュング氏の共同筆 頭取締役への昇格は、アップル取締役会により独立した意見表明の機 会を与えるものだと評価した。

ジュング氏(51)は、中国人移民の両親の下、トロントで生まれ、 流ちょうな中国語を話す。エイボンには1994年に入社。99年にCE Oに就任した後、売上高を104億ドル(約9330億円)へとほぼ倍増さ せた。米複合企業ゼネラル・エレクトリック(GE)の取締役も務め ている。

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