モルガンS:中国の合弁投資銀行保有株売却を検討-約900億円

米金融大手モルガン・スタンレー は中国子会社の持ち株34%の売却を検討している。ジョン・マック会 長が明らかにしたもので、同社が経営支配権を握るような株式保有を 中国政府が認めないことを理由に挙げている。

マック会長は24日、ノースカロライナ州クイーンズ大学で、同社 が持ち株を約10億ドル(約900億円)で売却する可能性があると語っ た。モルガン・スタンレーは、中国が外国企業との合弁で設立した初 の投資銀行である中国国際金融(CICC)の株式34.3%保有してい るが、同会長は発言の中で同社とは特定はしなかった。モルガン・ス タンレーは1995年のCICC設立の際に3500万ドルを投資した。

事情に詳しい関係者4人によれば、米投資会社TPGキャピタル とコールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR)が、モルガン・スタ ンレーが保有するCICC株を10億ドル超で取得する方向で詰めの 協議を行っている。マック会長は、中国政府が同社に関連会社の株式 の過半取得を認めようとしないため、保有株の売却を進めると語った。

同会長は、中国の経済規模と成長見通しを考慮すれば、大手投資 銀行にとって同国で活動することは極めて重要と指摘。最終的にモル ガン・スタンレーは営業認可を受けると楽観していると述べた。

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