世界のサケ供給、20年で最大の落ち込みへ-チリでウイルス感染拡大

タイセイヨウサケの世界の供給量 が今年、過去20年で最大の落ち込みを示すと予想されている。ウイル ス感染の影響でチリの漁獲量が減少したことが要因。これにより、ノル ウェーのサケの価格は少なくとも2000年以降で最大の上昇率を示して いる。

サケ養殖最大手、ノルウェーのマリンハーベストの広報担当者、ヨ ルゲン・クリスチャンセン氏によると、漁獲量は5-9%減と、1990 年以来の「著しい」落ち込みを示す見通し。スタティスティクス・ノル ウェーによれば、同国の生サケの輸出価格は今年、14%上昇し1キログ ラム当たり34.88クローネ(約530円)となっている。

チリの漁業団体は先月、世界2位の供給国である同国のサケの漁獲 量が今年、38%減少する可能性があるとの見方を示した。マリンハーベ ストの今月10日の発表によると、チリでの漁獲量は2009年10-12 月(第4四半期)に65%急減。養魚場が伝染性サケ貧血症の発生によ る打撃を受けている。

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