クレハ株が続落、償却負担で来期収益低迷を警戒-格下げも

樹脂製品に強みを持つクレハの株価 が続落。前日比4.9%安の408円まで売られ、2009年11月19日以来、 約3カ月ぶりの安値を付けた。炭素繊維などの設備増強に伴い、減価償 却負担が重くなることが不安視されているようだ。東海東京調査センタ ーは24日付で同社株の投資判断を「3(中立)」から「4(平均以 下)」に引き下げた。

東海東京調査センターの三浦勇介アナリストは、クレハの来期(11 年3月期)連結営業利益が45億円と、今期の同社予想57億円(会社計 画50億円)から21%減少すると予測した。炭素繊維や機能樹脂などの 主力品の販売は回復するが、減価償却負担が今期の113億円から138億 円に増加することや、医薬品の一時金収入が消えることが響くという。

目標株価は401円と設定した。永久成長率を0%として、ディスカ ウント・キャッシュ・フロー(DCF)法で算出したという。

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