アジア株:続落、ギリシャ格下げを警戒-金融・ハイテク株が安い

25日のアジア株式相場は続落。ギ リシャの信用格付けが引き下げられれば世界的な景気回復が危うくな るとの観測が広がり、金融・ハイテク株を中心に下げた。

オーストラリア最大の銀行、コモンウェルス銀行は1.5%下落。 豪最大の道路・鉄道貨物輸送会社トール・ホールディングスは、同社 の2009年7-12月(上期)決算が減益となったことが嫌気され、18% の大幅安となった。

韓国の半導体メモリー大手、ハイニックス半導体は2.3%安。債 権者が同社株を手放すとの観測が売りを誘った。一方、ニュージーラ ンドの電力最大手、コンタクト・エナジーは4.2%上昇。リスク回避 を狙った買いが入った。

MSCIアジア太平洋指数は日本時間午後4時1分現在、前日比

0.8%安の116.77。ギリシャとスペイン、ポルトガルの財政赤字削減 が難航するとの見方から、同指数は先月15日に付けた1年5カ月ぶり 高値から7.9%下げている。

米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は24 日、ギリシャの信用格付けを3月末までに再度引き下げる可能性を指 摘した。また、米ムーディーズ・インベスターズ・サービスは25日、 ギリシャのソブリン格付けについて、同国が財政赤字削減に向けて掲 げた目標の進ちょく状況次第では、数カ月以内に引き下げる可能性が あることを明らかにした。

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