ゴールドマン:銅上昇見込む投資、推奨取り下げ-景気回復の基盤懸念

米ゴールドマン・サックス・グル ープは、銅相場の上昇を見込む投資の推奨を取り下げた。先進国市場の 景気回復の「基盤が依然として堅固ではない」ことを理由として挙げて いる。

ゴールドマンは5日、6月に引き渡しとなる銅の買いを推奨。これ 以降、ロンドン金属取引所(LME)の銅相場は13%上昇した。アリ ソン・ネーサン、ジェフリー・カリー、タイガー・チェンのアナリスト 3氏は24日のリポートで、相場が下落すれば再び銅投資を推奨する可 能性があるとしている。

第2次世界大戦以降で最大の落ち込みを示した景気が回復し原材料 消費が増えるとの見方が投資家の間で広がったことから、LMEの銅相 場は昨年、2倍以上に上昇した。LMEの指定倉庫の銅在庫は昨年7月 以降、2倍以上に増加。鉱山供給の伸びが需要を上回るとの観測から、 銅相場は今年に入って3.5%下げた。

アナリストらはリポートで「先進国市場では最近、プラスの兆しが 見られるが、依然、基盤は堅固ではないと考えている。従って、先進国 市場の需要を主要なリスクとみている」と指摘した。

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