三菱UFJ:永易頭取が社長に昇格、沖原会長と2トップ体制

三菱UFJフィナンシャル・グルー プは25日、取締役で傘下の三菱東京UFJ銀行頭取の永易克典氏(62) が4月1日付で社長に昇格するトップ人事を正式に発表した。永易氏は 同行頭取も兼務する。畔柳信雄社長(68)は同行会長職に専念する。

三菱UFJでは2008年末に子銀行のシステム統合を、09年末には 国際的な金融規制の強化に対応した増資を完了するなど課題を乗り越 えてきた。永易氏は銀行界の顔である全国銀行協会会長の任期を終える 4月から銀行と持ち株会社の両方を見渡した経営にあたる。

このほかの人事では、玉越良介FG会長(62)が6月に、上原治也 副会長(63)が4月に退任し、それぞれの後任に沖原隆宗銀行副会長 (58)、三菱UFJ信託銀行社長の岡内欣也氏(58)を起用する。

三菱UFJは06年の新銀行発足当初、銀行頭取が持ち株会社社長 を兼務し、旧三菱側から社長を、旧UFJ側から会長を出していた。今 回の人事により、銀行に加え、持ち株会社も「永易-沖原」の2トップ 体制に完全移行することになる。

●永易克典(ながやす・かつのり):1970年東大法卒、三菱銀行(現三 菱東京UFJ銀行)入行、97年取締役、2005年に副頭取、2008年から 頭取。愛媛県出身。

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