レポ金利の上昇一服、月末通過で低下見通し-日銀オペ最低0.11%

短期金融市場では足元のレポ(現 金担保付債券貸借)金利の上昇が一服した。銀行の月末の資金繰りが 固まれば資金運用が増えるとみられている上、日本銀行の潤沢な資金 供給オペも継続されているためだ。

25日の東京レポレートは、26日受け渡しの翌日物(トムネクス ト物)が0.001%上昇の0.120%、3月1日受け渡し(スポットネク スト物)は0.001%低下の0.119%だった。3月3日の税揚げ日まで 資金不足が続くため、金利低下も限定的との見方が出ていた

全店共通担保オペ1兆2000億円(26日-3月11日)の最低落 札金利は横ばいの0.11%。国債買い現先オペ8000億円(3月1日- 8日)の最低金利も前回オペ(26日-3月5日)より0.01%低い

0.11%と、上昇が抑えられた。

国内大手金融機関の資金担当者によると、月末は為替決済などで 銀行の資金繰りがぶれるため、当日の午後になるまで運用も出てきづ らいが、それを過ぎれば金利が低下するとみられ、先の資金を取り急 ぐ必要はないという。

朝方の無担保コール取引では、26日の資金を証券会社などが積極 的に確保する様子も見られた。前日は一部の地方銀行が運用を手控え、 金融機関の間で資金の偏りが生じていたという。26日のレポは

0.12%の調達が根強いものの、金利が一段と上昇する様子も見られな い。

0.12%台のTB利回り

国内証券のディーラーは、レポは運用に対して調達が多く、日銀 オペで資金を手当てできなかった参加者の調達が足元に集中したとい う。ただ、金利上昇も一時的との見方が多く、0.12%台の国庫短期証 券(TB)3カ月物は買い需要があったという。

24日のTB3カ月物90回債の入札は、落札利回りが約1カ月半 ぶりの0.12%台に上昇。レポ上昇や在庫拡大を受けてディーラーが 応札を手控えた。一方、銀行など投資家は積極的に応札し、余剰資金 の運用を進めていたもようだ。

在庫が積み上がっているディーラーは、あすのTB買い切りオペ に積極的に応札するとみられている。前日終値と比べた利回り格差で 競争入札されるため、終値の利回りが低い銘柄の方が応札は有利。国 内証券によると、0.120%の6、7月償還銘柄が有力とみていた。

この日実施されたその他の資金供給オペの結果は、全店共通担保 オペ8000億円(期日4月6日)の最低金利が0.11%、初めて期末越 えで実施されたコマーシャルペーパー(CP)買い現先オペ3000億 円(期日4月12日)の最低金利は下限0.10%だった。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE