米トウモロコシ・大豆先物:上昇-相場下落で農家の売りが鈍化

シカゴ商品取引所(CBOT) ではトウモロコシと大豆相場がともに上昇した。価格下落で米農家 の売り意欲が低下し、輸出業者や加工業者向けの供給が逼迫(ひっ ぱく)する兆しが示されたことが要因。米国産穀物は昨年、記録的 な豊作となった。

米農務省のデータによると、トウモロコシと大豆の現物指し値 の平均は過去4営業日で3回下落した。こうした価格下落で農家の 売りが鈍化したことに加え、米国の大半の地域が雪と寒気に見舞わ れ、穀物輸送に支障が出た。

アーチャー・フィナンシャル・サービシズ(シカゴ)の農業事 業担当ディレクター、グレッグ・グロー氏は「相場が下落していれ ば農家は売らないだろう」と指摘。「相場が上昇し、春の作付けシ ーズンの天候に関する情報が増えるまでは、農家は昨年収穫した穀 物を売らないとみられる」と語った。

CBOTのトウモロコシ先物相場5月限は7.5セント(2%) 高の1ブッシェル当たり3.8625ドル。4営業日で3回目の上昇と なった。大豆先物5月限は3.5セント(0.4%)高の同9.63ドル。 一時は0.8%下落する場面もあった。

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