ギリシャは2001年のスワップ契約をEUに通知怠る-統計局

欧州連合(EU)統計局(ユーロ スタット)は、ギリシャが債務規模の実態隠しにつながったとされる 2001年のスワップ契約のEUへの通知を怠るとともに、同国政府によ るオフ・バランスシート・デリバティブ(金融派生商品)の利用は禁 じられていると08年にEUに説明したとの見解を示した。

ユーロスタットは24日の発表資料で、「ギリシャ当局が01年の市 場外スワップ契約の存在を公表したのは初めてだ」とし、「特定のスワ ップ契約に関しては、ギリシャ当局はこの種の政府取引についてユー ロスタットに報告していなかった」と説明した。

ユーロスタットはさらに、「その一方で、08年9月15-19日のユ ーロスタットのギリシャ訪問中にギリシャ当局は、国内では政府部門 が市場外金融デリバティブに関与することは法律で認められていない と言明していた」と説明。これは同年3月にユーロスタットがデリバ ティブの記録に関して新たな規制を発表した後のことだと指摘した。

EU当局はギリシャが財政赤字の実態隠しにデリバティブを使用 した可能性や、他国のデリバティブ利用の有無を調査しており、先週 ギリシャにスワップに関する情報開示を命じていた。ユーロスタット によると、ギリシャ当局が23日提出した01-09年の市場外スワップ に関する情報は「不完全」だという。

ゴールドマンは22日、ギリシャ政府が2000年に発行したユーロ と円建て債券をヘッジすることに同社が協力したと発表した。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE