ギリシャ信用格付け、1カ月内に再引き下げも-S&P

米格付け会社スタンダード・アン ド・プアーズ(S&P)は、ギリシャの信用格付けを1カ月以内に再 び引き下げる可能性がある。景気の弱さなどを背景に、同国は巨額の 財政赤字削減で厳しい状況に置かれている。

マルコ・ムルスニク氏(ロンドン在勤)が率いるS&Pのアナリ ストらは24日、発表文で「ギリシャの格付けは1カ月以内に、さらに 1-2段階引き下げられる可能性があると考える」と指摘した。

ニューヨークに拠点を置く機関投資家向けブローカー、グッゲン ハイム・キャピタル・マーケッツのマネジングディレクター、アンド ルー・ブレナー氏は「再格下げとなれば、ギリシャは事態の好転を図 るのがさらに難しくなるだろう」と語った。その上で「そうした展開 は、ユーロへの下押し圧力が続くことにつながる」との見方を示した。

S&Pは昨年12月にギリシャの長期ソブリン格付けを「BBB+」 と従来の「A-」から引き下げるとともに、さらなる格下げの可能性 がある「クレジットウォッチ・ネガティブ」に指定している。

ギリシャ国債のドイツ国債に対する上乗せ金利(スプレッド)は 同日、過去2週間余で最大に拡大。さらに、緊縮財政に抗議する労働 組合がゼネストを実施するなどの事態となっている中で、再格下げの 公算が指摘されたことで金融市場でのギリシャの立場は一段と悪化す る可能性がある。

参考画面: 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: 東京 小針章子 Akiko Kobari +81-3-3201-8879 akobari@bloomberg.net Editor: Akiko Nishimae、Yoshito Okubo ロンドン 藤森英明 Hideharu Fujimori +44-20-7673-2178 hfujimori@bloomberg.net 記事に関するエディターへの問い合わせ先: Simon Kennedy in Paris at +33-6-70-48-77-19 or skennedy4@bloomberg.net 記事に関するエディターへの問い合わせ先: John Fraher at +44-20-7673-2058 or jfraher@bloomberg.net

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