ジャンク債の「壁」が米企業のデフォルトリスク高める-BOA

米バンク・オブ・アメリカ(BO A)メリルリンチは、今後4年間に償還期限を迎えるジャンク級(投 機的格付け)の債務の「壁」によって、米国の企業のデフォルト(債 務不履行)リスクが高まるとの見方を示した。

同社アナリストのオレグ・メレンティエフ、マイク・チョー両氏 は顧客向けリポートで、2012-14年の間に6000億ドル(約54兆 1000億円)を超える高リスク・高利回りの社債や銀行借り入れが期限 を迎えると指摘。さらに、借り入れ残高のほぼ90%は今後5年間に返 済期限を迎えるという。この割合は05-09年には平均で36%だった。

両氏は「ある期間に集中して壁のような形になる償還スケジュー ルは高利回り債務の世界において目新しいことではないが、現時点で は特に間近な時期に集中している」と指摘。「借り手がこれまで以上の 償還集中に直面することから、デフォルト圧力はこれから一段と強ま る可能性がある」と分析した。

従来は5-7年が多かった債務の期間が最近は3-5年の短期に 変わりつつあることが、期限集中の原因だという。

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